大きく変わった2年

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3年目突入

2020年4月1日に開業して早2年が過ぎました。
思えば開業することを決めたのがその半年前の2019年8月。新型コロナが世の中に出てくる前のことでした。開業目前に新型コロナが流行し、いきなりその影響を受けることになりました。ただ、その中でも色々なお話をいただきここまで続けることができております。たくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございました。

この2年、考えれば世の中は新型コロナに振り回された期間となります。先日、まん延防止等重要措置がやっと解除されましたが、まだ新型コロナが終わったわけではありません。またいつ発令されるかわからない状態です。
振り返ればこの2年で、世の中は大きな変化がこの新型コロナによってもたされました。

新しい生活様式

厚労省も「新しい生活様式」として感染防止期対策や基本的清潔様式、働き方の新しいスタイルを示しています。マスクをつけて外出するのが当たり前になり、お店に入店する際にはアルコール消毒と検温が当たり前になりました。新型コロナ前では考えられないことです。

ビジネス面でも、テレワークやローケーション勤務、オンライン会議など、今まで対面が当たり前だったものをICTを利用して行うようなことが当たり前になりました。

また、飲食店も大きな変革を迫られました。デリバリー、テイクアウトが当たり前になり、Uber Eatsや出前館などのデリバリー業者が大きく伸びました。

常識は変わる

当然なのですが、新型コロナでマスクをする、消毒する、検温するのが常識になりました。今まで常識でなかったことが常識になったのです。

飲食店には、パーティションが置かれ、密にならないように席間を開けるのが常識になりました。今までの常識から考えると飲食店では、それかで効率よく客席を配置して、多く客をいれるかということだったのが、客席を減らすことが常識になったのです。

人と会って話をすることが常識だったのが、会わずにリモートで済ますことが常識になりました。友人との飲み会すらリモートが常識となってしまったのです。

新型コロナは、このように世の中の常識を変えてしまいました。

ルールが変わった

このように新型コロナで世の中の色々な常識が変わりました。常識が変わると世の中のルールも変わりました。今までなかなか進まなかったテレワークも大企業では一気に進みました。このように1つ何かがきっかけで世の中のルールが変わってしまうのです。

また、ルールが変わるとプレーヤーも変わります。デリバリー業者が大きく伸びたのもそうです。今まで店舗での飲食がメインプレーヤーだっのが、デリバリーがメインプレーヤーになってしまいました。
ふと気がつくと自分がメインプレーヤーだったところがある日突然他の人に持っていかれることがあることを今回で知りました。

先を読むのは難しい

それでは、このような事態があった場合どのように対応するかということです。たぶん誰一人として2020年に新型コロナが流行って、テレワークやデリバリーが増えるということは想像もしてなかったと思います。

テレワークについては、かなり前から言われていたので、いつかテレワークが増えていくとは考えられてましたが、この時点から一気にふえるとは考えてなかったと思います。
デリバリーにしてもUber Eatsが流行り出していたのでこれから伸びてくるとは思っていたと思いますが、このような事態で延びるとは考えていなかったと思います。

今まで、まだそれほどビジネスにはならないと考えられたことが一気にビジネスになってしまいました。先を読んで先に対応するというのはベストだと思いますが、なかなか先を読むのは難しいと思います。それではどうすればよいか。それは世の中の流れを察知し俊敏に対応することが必要だということです。

柔軟性

俊敏に対応するにあたっては、日頃から柔軟性を持たせておくことが必要です。全てが凝り固まった状態では、新しいことに対応するのに時間がかかります。

たとえばテレワークに対応するにあたっては、日頃から社内システムに社外からアクセスできないような状態で、社員全てデスクトップパソコンで仕事をしていると、社外からのアクセスできるような環境にしノートパソコンを用意し、それから社外からのアクセスの社内ルールもそれから決めていくとなると時間がかかってしまいます。日頃から、出先から社内にアクセスできるようなシステムにしておくとテレワークに対応するの簡単なのです。

ただし真似だけでは、、、

柔軟性を持って、世の中の流れにのって新しい事業領域へ広げていくことは重要です。ただ、同じことを考えているところは必ずいます。そこに勝つにはどうするのかが、最後の問題になります。同じことしたとしたら、相手が少し早く手をつけていたり、相手の方が大きかったりするとなかなか太刀打ちできません。

そこで、他者との差別化を行うのは、今まで自分が持っていた強みの部分は残したままそれを活かして新しい事業へ広げていくことです。残すべきものは残して新しいものを取り入れていくことで新しいルールに対応していくことが、継続して事業を広げていくことの基本だと考えます。

Officeなくりも広がります

Officeなくりは、「よりそうITをおとどけします」をモットーとして中小企業向けのITサポートを行おうと立ち上げました。特に私の居住する奈良県ではかなりIT化が遅れているところが多く、もっと効率の良い経営のお手伝いをしようと考えております。
もともと中小でIT関係の仕事をしてきたこともあり、小さなことから業務効率が上がることを経験から理解しており、そこを強みにこの事業を進めていこうとしておりました。そこの強みはそのまま置いておき、もう少し柔軟に横に広げた事業進めようと動き始めています。

ヒントは、底辺からの積み上げです。新型コロナで流れが変わったところがあり、少しそこにビジネスチャンスが見えてきております。今年になるのか、来年になるのかまたご報告できればと考えております。

ただ、今のなくりは今のなくりで継続しております。何かお手伝いできることがあればご遠慮なくご連絡いただければ幸いです。

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