身近なところからDX

脱炭素・デジタル化の潮流、大企業の設備投資意欲が回復基調に」というニュースがながれました。
このコロナ禍の中、製造業の大企業が設備投資に向いてきているようです。

ただ、非製造業はまだまだ回復傾向にないようなのですが、流れ的には、アフターコロナ、ウイズコロナの兆しが見えると全業種に広がっていくと思います。
特にIT関連への投資が増えると見ています。それはなぜか。

目次

コロナ禍で見えた業務のDX

コロナ禍の中でリモートワークが一気に進められてきました。リモートワークを進める中で、企業内では業務の見つめなおしが図られています。
よくあるところでは、「ハンコを押すだけで出勤」ということをワークフローシステムを導入することでどこからでも決裁できるようになりました。

経理システムにしても、クラウドに持っていくと出社してパソコンに向かって処理する必要がありません。当然会議もリモートでZoomやTeamsで大丈夫です。

このように今までも実際にデジタル化できたものが、されておらずおざなりにされていたのですが、このコロナ禍で必然に迫られてデジタル化されてきています。

世の中がDXに向かっている

現在DXが謳われてきています。
DXとはDigital Transformationの略で、2004年にエリック・ストルターマン教授が提唱した概念です。
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でよい方向に変化させる」
ということです。

生活だけではなく、先に述べたように仕事についてもそうです。DXで、いつでも・どこでも・だれとでもが、今実現されてきています。
コロナ禍でリモートワークで、リモート飲み会でZoomがかなり浸透しました。
いつでも、どこでも、だれとでも飲み会が簡単にできたわけです。

一つずつでもデジタル化してみる

DXで確かに便利になります。会社に出社しなくても仕事ができることが増えました。
デリバリーの普及で家から出なくても困ることがなくなりました。

ただ、一気に全てデジタル化できるわけではありません。費用的にも効率的にも良い方法だとは思いません。
そこで身近なところからデジタル化するのはいかがでしょうか?

例えば、前のブログでスケジュールやデータのクラウドでの共有を述べました。まだ、現在小さい事業所では行き先案内版を使っておられるところもあるかと思います。
グループウェアのCMでも行き先案内版を見て現状と合っていないというものがあります。
例えば、これをGoogleカレンダーに変えるだけで行き違いがなくなります。外出先で予定が変わって別のところに回って直帰するようになった場合はスマホでスケジュールを変更しておけば、在社している人も確認ができます。

これ位だと費用はネット料金だけですし、今や会社にネットを引いていて、外出する人がスマホを持っているのが当たり前なので、実質無料で環境が構築できます。
これ以外にも、ちょっと工夫すると簡単に安価にデジタル化できる業務がいろいろあります。

皆様のところでも何かお悩みがありましたらぜひご相談ください。

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