PPAP

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Pen Pineapple Apple Pen?

先日、検索キーワードでPPAPが急上昇していると話題にあがっていました。
5年ほど前にはやったピコ太郎のPPAPか?と思った方も多いと思います。
でも、これは違うPAPP。まあ、そでピコ太郎の方も検索されていたようですが(笑)

こちら今検索されているのは、メールへの添付ファイルの問題です。
こちらのPPAPは「Password付きzipファイルを送ります、Passwordを送ります、Aん号化(暗号化)Protocol(プロトコル)」の略だそうです。

メールへのファイル添付

フルネームを読んで、これかとわかった方は多分よくそれをやっている/いた方かと思います。
私の場合も未だPAPPでやり取りしているところがあります。特に相手が大きな企業だとそれが当たり前のようにまだ使われています。

相手が、それで送ってきた場合にはやはりこちらかもそれにのって送らないとというところもあり、続いているところがあります。

特に大企業の場合、メールサーバが自動でこれをやってしまうので、どうしようもありません。

これから流れがかわります

これが急に注目されたのは平井卓也デジタル改革担当大臣が内閣官房で廃止すると発表したことでした。

PPAPの問題点は、かなり前から言われていたのですが、ずるずると使われてきてしまいました。
それが、政府からこのような発表がありある意味お墨付きをいただいたようなことになりました。

この流れがとうとう大企業にも入りはじめました。まず日立が廃止することとしました。
日立は、実際に自動でPPAPするシステムも作っていたのですが、それは既に販売終了してます。
たぶん、これからどんどんPPAP廃止の流れがでてくるでしょう。

何が問題だったのか

それでPPAPって何が問題だったのかってことです。大まかには3つあります。

  1. 暗号化したファイルを送ったメールの経路で、パスワードも送っていた
  2. ZIPの暗号化自身それほどの時間も掛からず解かれてしまう
  3. 間違った相手に送ってしまった場合は、意味がない
  4. 大体2通送る手間が無駄

このような問題が知られつつ、慣習的に使われ続けてきました。

それではこれからメールの添付はどうするのか

今後、メールに重要なファイルを添付して送りたい時はどうするかということです。
パスワード無しで添付しちゃうっていうのはあり得ません。

クラウドストレージを利用するのが代案となります。
セキュリティのかかったクラウドにファイルを置いて、そこのリンクをメールするというやり方です。

実際Microsoft Officeを使っているとOneDriveにファイルを保存できます。そこのリンクをメールで送ります。
一方OneDriveにはセキュリティをかけておいて、そのパスワードを別の手段、SMS等で相手に知らせておけばいいのです。

上のPPAPの問題の3番のように間違った相手にメールを送ってしまったら、クラウドストレージのサーバ側で公開を止めてしまえばみられることもありません。

既に一部のメールソフトではこのような機能がついています。例えばiPhoneのメールでも大きなファイルを添付すると、クラウドストレージにファイルをおいてリンクをつけるようなことができるようになっています。

今後は、メールだけではなく他の色々なところでクラウドストレージを使ったファイルのやりとりが当たり前になってきます。
今のうちに、クラウドにファイルをおける環境をもたれてはいかがでしょうか。


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